2013.06.10 カテゴリー : [007]現場だより
現場だより(地盤改良工事)
本日は岐阜市長良での地盤改良工事をリポートします!
今回の改良補強工事は「柱状改良工事」。
直径40cm、長さ約3mのソイルセメントコラム(土壌と固化材でできた柱)を
合計34本、建築面の基礎が乗る部分に入れます。
入れるといっても既成の柱を埋め込むわけではありません。
直径40cmのドリルを地下にもぐらせて、
地下の支持地盤層への到達と同時に、ドリルの先端から固化材を出します。
現場の土壌とミックスさせながらドリルを引き抜くことで、
直径40cmのソイルセメントコラムが地中に埋設されるのです。
そして各コラムの中心に「段付鋼管杭」という補強芯を挿入し、
より強度を増す仕組みとなってます。
現場では3人の職方さんが手際よく重機を操り、次々と出来上がっていきます。
地下の支持基盤にこれだけ強固な柱が30本以上突き刺さり、
さらにその上にBESSのベタ基礎が乗るため、
現場でこの補強工事を目の当たりにすると、
相当の迫力と共にこれから建つBESSの家の下の地盤の安心を感じました。
以上、柱状改良工事のレポートでした。
次回、基礎工事のレポートも予定していますのでお楽しみに!
ドリルが地中に入っていきます。
結構な高さのあるドリル重機です。
直径40cmのセメントコラムの地上面。これが今回は34本埋め込まれます。
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