2015.04.27 カテゴリー : オーナーインタビュー

岐阜県岐阜市のIさん

商品シリーズ : ファインカットログハウス
延床面積 : 36.2坪(119.79㎡)
用途 : 自宅
竣工 :2007年7月

掃出し窓が玄関です!

2007年にファインカットログハウス『オリス』(旧モデル)の暮らしをスタートして8年になる Iさんファミリーを訪問しました。

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当日は晴天、ファインブルー色のログ壁が美しいファインカットログハウスの前庭には、立派な鯉のぼりと大漁旗が上がり、シンボルツリーの新緑のカツラの木が目に飛び込んできます。
ちょうどお姉ちゃんはピアノの練習中らしく、息子さんがベランダ手摺に腰掛けて「こっちだよー。」と声をかけてくれました。

中に入れていただくと、いきなり大きな吹き抜け空間が三角屋根の頂点まで広がり、8年の歳月を経てアメ色になり始めた壁や床に天窓から優しい明かりが注いでいます。温もりを感じる室内の壁もツヤの出てきた床もとてもイイ感じの味わいに。
「たまに足の裏にトゲがささって、お父さんに抜いてもらうよ。」とお姉ちゃん、「ぼくはいつも裸足だけどぜんぜん平気。」と弟くん。
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実は、と言ってご主人がおもむろにリビング壁の絵の額を外して、当時の壁の色を見せてくれました。
「記念として、このままずっと絵は外さないように、良い思い出になるように掛けておきます。」
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もともと夫婦で『木の家』がいいと話していて、たまたまBESS(旧BIG FOOT)岐阜の展示場を訪れ、丸々としていない(家の内側も外側も丸太の丸みが出ていない)ログハウスを見て、これだ!とピンと来たそうです。ログハウスは実は地震にも火事にも強いことも学び、岐阜展示場と同じモデルが建っている駒ヶ根の展示場にもたびたび通ううちに、その頃にはファインカットログハウスでの自分たちの暮らしのイメージが出来上がっていたそう。次の土地探しの段階では、「その理想の暮らしのイメージを実現可能な環境の土地」を探して、いくつかの候補の中から今の土地に決めたのだそうです。

ご主人自ら、100分の一スケールの土地模型と建物模型を作って!どの配置がいいか、隣との空き具合はどうか、鯉のぼり用のポールの高さはこれくらいかなどを3D(縦横寸法+高さイメージ)で検討されました。
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「遊びに来ていただいた方々は皆が『からっとして、気持ちがいいね。』と言ってくれます。」と奥様が笑顔で話してくれました。

住んでみて、生活しながら、変えていった部分もいくつかあるそうで、例えば、最初は余った木材で物干台を自作し、適当に庭に干していました。そして日中の日差しの位置を数ヶ月(夏~初冬)観察後、現在の位置にあの緑色の物干器具を作ってもらいました。「自分たちも釘を打ったり抜いたりで、抜いた穴がいろんなところに残っているはずですがあまり目立たないんです。」と。

西日が意外に強くて、2年目に足場だけ組んでもらって西壁を自分で!塗装されたそうです。2年前に再塗装し、その時は「BESSさんにお願いしました。」

これから家づくりを検討されているお客様にアドバイスを伺ったところ、
『何をしたいのかを決める』のがいいと思います、といただきました。

ご主人が小学生の時に一時期ニュージーランドに暮らした時の経験もあり、気軽に軒下でBBQ(バーベキュー)、前庭とつながった暮らし、大きな吹き抜けのある空間でのんびりとゆとりのある暮らしがしたい!という家に対する目的が明確だったので、それが出来る家が今の家なのだそうです。

子どもたちも、お話しをしているそばから、開け放されたリビングの掃出し窓からデッキに出たり入ったり、前庭の芝生に出たり入ったり、「掃出し窓が玄関」になっているそうです。

姉ちゃんが2歳の時に裸足で歩いて、弟くんがハイハイしていた床も、8年の時間を経てますます深みと味わい、素敵なツヤを増しています。家族の想い出が全て詰まった木の家、次回は15年~20年目くらいのお子様が高校・大学生になった頃に是非伺わせてください。








医療関係のお仕事のご主人、奥様、長女(もうすぐ11歳)、長男(6歳)の4人家族です。


三角屋根の天井まで高さ7mの吹抜けを通して天窓からやわらかな光がリビングに差し込んでいました。


前庭でバドミントン!建築時の残土を利用して芝生の山も出来ています。


駐車場のレンガは即席のキャンバスに!
子どもたちは『家』を使って自由に遊びます。


子どもたちの成長とともに10年、20年後の『家』の姿も楽しみです。

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