2014.06.02 カテゴリー : オーナーインタビュー
岐阜県羽島郡のSさん
商品シリーズ | : あきつログハウス |
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延床面積 | : 37.1坪(122.68㎡) |
用途 | : 自宅 |
竣工 | :2011年12月 |
「子供たちが早く自立する家」
あきつログハウス『おうばい』を建てて2年半のSさんご家族。ご夫婦ともに高校の先生で小6・小2・年中さんの元気いっぱいの3人のお子様の5人家族のBESSの暮らしを取材させていただきました。
初めてBESS岐阜にいらっしゃったのは2009年1月。家の近くにBESSのカントリーログハウスが建ってそれがBESSを知るきっかけで、その頃は具体的な計画はなかったそうですが、その後3人目のお子様が生まれてからもイベントなどでBESS展示場に遊びに来てただいていました。「営業の方から何年かかけてゆっくりご検討くださいと言われてとても安心しました。」と奥様。
当初から家を建てるならお子様の健康も考慮して「自然の家」で、日本家屋を建てたかったのだそうです。時を同じくして、あきつログハウスが発表されて、早速、BESS東愛知で見学。ログ材なので断熱材要らず、国産材でしかも地震に強い構造が魅力だったとか。そんな中で大震災の揺れを母屋で体験して、ご祖父母様も皆様で、もう早く建てようとの結論に至ったのだそうです。
「子供たちがなぜかみんな階段に集まるんです。」とご主人。見ると確かにお子様たちは階段下のソファで本を読んだり、階段に座ってゲームやTVを見たり、階段の反対側に足を出して机みたいにして遊んだり、、。私も階段下のソファに腰掛けてみましたが、なんだかいい感じで落ち着く不思議な空間でした。奥様もコーヒータイムは階段下ソファに座って、コーヒーを階段に置いて階段の間からTVを見たりするのだそうです。あきつログハウスの階段下スペースの意外な活用法で感心しました。
あきつログハウスの住み心地は「快適です!」とのこと。シーリングファンをうまく使って、自然の無垢材の調湿性や蓄熱性を利用しながら、夏は「どかみ」が意外に少なくて冬は薪ストーブのお蔭で家全体がポカポカだそうです。子供たちが集まった時に薪ストーブでつくった焼き芋がものすごく美味しかったそうで、以降冬の間はお子さん達がアルミホイルに包んだ芋持参で遊びにくるのだとか。
「ロフト南側のキャットウォークを50cmほど拡大したおかげで、雨の日の部屋干しスペースとして大活躍で、階段手摺も普段から布団掛け(布団部屋干し)として使っています。」と奥様。
家を計画するにあたり、一日の中でどの部屋も空間も必ず使わないところが無い家、廊下のない家、子供がどこにいても見えたり聞こえたり気配を感じる家を考えたそうです。「BESSの家はおおざっぱ!なので、自分もおおざっぱなのでテイストが合いました。」とご主人。
もともとモノであふれかえっていたが、シンプルで収納の少ないBESSの家に合わせて、思い切ってモノを全部処分するのもお勧めだそうです。
ご主人の言葉で、「BESSは子供がおおきくなったら住みにくい家だと思います。」がとても印象的でした。つまり、間取りや考え方がとてもオープンなので、大人になった時に家に居りづらい家、しいては早く自立してくれる間取りの家、ということだそうです。
BESSの暮らしに対する考え方の一つに、「大人が主役」というメッセージがありますが、これは子供にとって家は自分が成長してやがて一人立ちする大切な場所ですが、BESSの暮らしは子供ではなく、あくまでも大人が主役で、子供は大人になる手前の「小人(しょうじん)」と捉えてあえて子供を優先しないことによって、子供に自立心を芽生えさせ早く「大人(だいじん)」になってほしいという考えです。
さきほどのご主人の言葉はまさにBESSの暮らしを表現されているものと感服いたしました。
当面は毎日毎日が賑やかでお忙しい日々が続くと思いますが、今後とも、素敵なBESSの暮らしを!5年後、10年後にまたお邪魔させてください。
あきつログハウス『おうばい』ベランダ付きです。
部屋干しスペース用に、ロフト南側のキャットウォークを拡大しました。
窓から1階の薪ストーブの暖気が入ってくるので、寝室も冬は暖か。北と南側両方にドアを付けたので、子供たちが走り廻っています。
自作の薪小屋です。
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