2017.03.21 カテゴリー : オーナーインタビュー

瑞穂市のN邸

商品シリーズ : カントリーログハウス
延床面積 : 31.5坪(104.23㎡)
用途 : 自宅
竣工 :2000年4月

子供たちが大人になった家

2000年に竣工して今年で17年目のカントリーログハウスオーナーのN邸にお邪魔しました。
航空関係のお仕事のご主人様と奥様、社会人の息子さん、お嬢様姉妹の5人+ウィンディー(ワンちゃん)のご家族です。

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もともとログハウスに関心があったご主人、家を建てる計画があったわけではなくふらっとBESS岐阜の当時の展示場にあったカントリーログを見学してからというもの、何度も四季を通じて展示場に遊びに来られ、薪ストーブをバックに年賀状用に写真を撮ったり、展示場内でお弁当を食べたりしてご家族皆様で楽しんでいただいたそうです。

当時はログハウス=別荘、山小屋、といったイメージがまだまだ強かった時代でしたが、ご主人も奥様も「玄関に入った時のこの木の空間、開放感が理想の暮らしのイメージとマッチして」決めたとお話くださいました。17年前にこんなおおらかで自由な考え方をお持ちで、赤いキッチンを取り入れて!こうやって今もBESSの『住む』より『楽しむ』暮らしを体現されていらっしゃるのには心から感服いたします。

17年前の住み始めのときは、息子さんが小4、上の娘さんが小1で下のお嬢さんが保育園でしたが、今は一番下のお嬢さんが今年成人式を迎えました。子供たちが当時滑り降りて遊んでいたという階段手すりは、黒く艶光りしていて、これぞイイ味。キッチン横の壁に掛けられた温度計を外せば、当時のログの色が残っていました。その左の柱には、お子様たちの成長の証が!!身長の記録が柱に直接書かれていました!懐かしい・・・、昔はどの家にもそんな柱があったものです。
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特筆すべきは、お嬢様のお部屋!部屋と言っても間仕切壁で区切られて入り口ドアがあるような普通の部屋ではありません。階段を上がったところの共有空間、いわゆる「ロフト」を姉妹二人でシェアしているのです。つまり、階段を2階にあがると右と左側のそれぞれの奥にベッドと机を置いて、おのおのが一つずつ天窓を独占!1階の薪ストーブの暖気が大きな吹き抜けを通して2階にも上がってきて、とてもオープンで心地よい空間なのです。兄ちゃんも娘さんたちもこんな家で大人になってきたのなら、きっと良い大人に育ったに違いありません!

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1階のフロアの無垢床板も17年間の家族ひとりひとりがその上を何千回何万回歩いた跡が見えます。ウィンディーがいたずらした階段、竣工時からずっと使ってきた木のダイニング丸テーブルもとてもいい具合にエイジングしています。BESSで言う経年楽観主義ですね。

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自分たちも年を重ねてきましたが、、何よりも3人のお子様が大人に成長した家です。一つ一つの傷(きず)全てが、家族の証しなのですね。

今日は本当に素敵な「家」を見せていただき、ありがとうございました!!




赤いキッチンがウォームテイストにマッチして、とてもお洒落な空間に素敵なご夫婦がお似合いです。


2000年に竣工したとき、ホームセンターで購入したサクラの苗木が、今では毎年立派な花を咲かせ、サクランボが実ります。


ロフトに住むお嬢さんが壁が欲しいと言って取り付けたラティス。間仕切る為の壁ではなく、ものを張ったり飾ったりする為の壁なので、これでOK!


子供たちが小さい頃に2階から滑って下りて遊んでいた階段手すり。いい艶、いい味が出ていますね。この手摺を見ていると当時のシーンが目に浮かぶようです。


暖かな午後の日差しを浴びて、ウィンディーも気持ち良さそう。デッキ前のサクラの花が咲いて、その後には緑の葉の間から真っ赤なサクランボが実る季節は、最高に気持ちがいい・・・。

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